令和発祥の地 太宰府

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今回は「学問の神様」で有名な『太宰府天満宮』を中心にお散歩コースをご紹介したいと思います。

❓太宰府天満宮とは・・・❓

学問の神様・菅原道真を祀る全国約12000社の天満宮の総本宮で現在の御本殿は1591年に再建されたものではあるが1100年以上の歴史があります。

境内にある御神牛は頭をなでると「知恵」が授かると言われているため、受験生が触っているのでしょうか、頭がツルツルになってきています。

🌸梅と大宰府🌸

梅をこよなく愛していた道真を偲び、神苑には約6000本の梅の木が植えられています。

その中でも本殿に向かって右正面にある御神木「飛梅(とびうめ)」は道真を慕って京の都から太宰府へ一晩にして飛んできたという伝説のある梅の木があります。

📚ちなみに・・・①📚

2019年4月1日に新元号「令和」が決定しました。その名前の由来ともなっているのは日本最古の歌集『万葉集』に記載されている太宰府で行われた「梅花の宴」の情景を描いた三十二首序文「初春の令月にして気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」(抜粋)と言われています。 

*発祥の地は太宰府ですが、「令和」の起源となった「梅花の宴」が行われた大伴旅人邸跡の候補地は「坂本八幡宮」です。

📚ちなみに・・・②📚

菅原道真は「日本三大怨霊」のひとりでもあり、その起源は藤原時平が道真を陥れるために無実の罪を着せ、朝廷の最高職ともいわれる右大臣であった道真を失脚させ大宰府に左遷した2年後、失意のうちに命を落としました。その6年後道真に代わって権力を握った藤原時平は39歳の若さで突然死、その後、宮廷内で落雷が発生し複数の貴族が命を落とし、やがてはわずか30年ほどで左遷に関与した醍醐天皇や皇太子2名、右大臣1名も病で立て続けになくなりました。

「道真の祟り」を鎮めるために落雷をもたらしたことから雷神(天神)として京都に「北野天満宮」が建立されることになりました。

🍚ご当地グルメ🍚

老婆が菅原道真が好んだ餅を梅の枝にさして差し上げたという伝説を基にしたというのが「梅ケ枝餅」

太宰府と言えばの定番で、参道周辺にも約30軒以上の梅ヶ枝餅屋さんが軒を連ねています。お土産用のお持ち帰りも販売されていますが、せっかくなので焼き立ての外はパリパリ、中はモチモチのものもいかがでしょうか。お店によってあんこの甘さやこし具合が異なるため、参拝の休憩にお茶とともに違いを楽しむのもいいですね!

👣アクセス👣

🚃西鉄「大宰府駅」から徒歩約5分

 博多駅から地下鉄+西鉄で約50分/天神駅から西鉄で約35分

🚙九州自動車道「大宰府IC」「筑紫野IC」から約20分

🛬福岡空港国際線ターミナルから直行バスで西鉄「大宰府駅」下車(約25分)し、徒歩5分

🛬福岡空港国内線ターミナルより地下鉄「天神駅」で乗り換え、西鉄大牟田線「福岡(天神)駅」、さらに、西鉄大牟田線「二日市駅」で乗り換え西鉄大宰府線「大宰府駅」で下車(約60分)し、徒歩5分