世界遺産とイリオモテヤマネコの島 西表島~サガリバナ編~

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6月下旬から7月中旬の西表島の風物詩 サガリバナ

🌼サガリバナとは❓

夜に花を咲かせ、明け方に散る一夜限りの花で、白やピンク色のモフモフした花が垂れ下がって咲き誇ります。連なって咲いている姿は藤の花みたいな感じです。別名、サワフジとも言われます。

見た目も美しいですが、香りも甘いです。時にバニラのような香りとも言われますが、ちょっと違うような・・・でも例えにくい、いい香りです。

🌸科・属:サガリバナ科サガリバナ属

🌸学名:Barringtonia racemosa

シーズン:6月下旬から7月中旬(気温によっては秋頃も少し見れます)

🕗開花時間;日没後

🕔花が落ちる時間:明け方5時頃から

🗺地域:八重山諸島・宮古島・沖縄本島・奄美諸島の水辺

    *西表島以外は栽培形式が多い

🌸花言葉:幸福が訪れる

❓どうやってみる❓

西表島では上原港近くのスーパーの駐車場にもありますが、どうせなら自生のサガリバナを!

前良川(マイラ)・後良川(シイラ)・浦内川・仲良川などポイントはいろいろ。

🌟咲き始めを見に行く場合

シーズンになると20時頃開始のナイトツアーが開催されます。カヤックやSUPを用いたツアーもありますが、夜は徒歩のツアーがオススメ。

上原周辺ではピナイサーラの近くが多いかと思います。自力でも行けなくはないですが、危険な野生生物がいることもあるため、ガイドはつけましょう。ここで見れるのはどちらかというと高い位置に咲いているものが多いため、夜に近くで見たい場合は石垣島のサガリバナ園が良いかと思います。

🌅明け方の散り際に見に行く場合

日の出の時刻に落ちだすので、ツアーの出発はまだ星が見える4時台!

一部の川ではクルーズで見に行くものもありますが、オススメはカヤック・SUPです。後良川(シイラ)がサガリバナポイントまでの距離も程よいので多いです。

薄明るくなったころからカヤックを漕ぎ始めます。日の出前の薄っすらピンクや紫に染まる海と空も見どころの1つ。

大潮の干潮に当たってしまうと、地面に落ちたサガリバナになり、写真は撮りやすいですが、せっかく西表島で見るのであれば、多少水位があった方が水に“ぽとっ”と音が聞こえ、上流から下流に向かって落ちた花が流れてくる絶景が見れます。

落ちてきたサガリバナをキャッチできたらより幸せになれそうですよね!

ここ数年、ツアー参加者が増えているため、タイミングによってはカヤック渋滞することも(;^ω^)

服装は濡れても良いものでOKで、マリンブーツはガイドから通常借りることができます。基本的には濡れても腰くらいですが、ぬかるみも多いため、一眼レフなど防水機能のないカメラを持参する場合は、十分に注意してください。