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「豊後風土記」にも記されている鉄輪・亀川の地獄地帯は、近寄ることができない忌み嫌われた土地と言われていたため、「地獄」と称されるようになりました。
👀どうやってめぐると効率的❓
入場料は各地獄 大人400円で7つ全て入れる共通観覧券(2日間有効)は2,000円です。6地獄巡るのであれば共通券の方がお得ですね。地獄めぐり公式HPやフリー切符の提示でも割引があります。チケットは各地獄で販売されています。
効率よくめぐるにはエリアを確認しましょう!
ざっくり2つのエリアに分かれています。龍巻地獄と血の池地獄は隣接しています。しかし残りは約3㎞程離れており、車か路線バスを使うこととなります。残りの5つの地獄は徒歩圏なのでかまど地獄あたりの駐車場に停めれば動きやすいです。
一番楽にめぐりたいなら予約不要で毎日運航されている定期観光バスで巡るツアー!所要時間約3時間ですべて巡り・観光案内付きです。
べっぷ地獄めぐり
①龍巻地獄:含食塩酸性泉/間欠泉/泉温約105℃(噴気)

約30mほどまで噴き出す力がある間欠泉。常に噴き出しているわけではないので、すぐ隣にはフレッシュジュースも販売されているお店があるため時間まで飲みつつ待ってみてはいかがでしょうか。
②血の池地獄:酸性緑礬泉/泉脈までの深さ不明/泉温約78℃

一番地獄っぽい赤い熱泥の池です。赤いのは酸化鉄と酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥が地層から噴出・堆積しているかだらそうです。この泥で作られた軟膏もここでのみ販売されています。鬼グッズが豊富なお土産と足湯もあります。
③白池地獄:含ホウ酸食塩泉/泉脈までの深さ不明/泉温約95℃

もともとは透明な温泉が池に落ちると圧力・温度の低下で白く変化すのだとか。和風庭園の池とアマゾンに生息するピラクルがいる熱帯魚館。不思議な組み合わせです・・・
④鬼山地獄:ナトリウム、一塩化物泉/泉脈までの深さ不明/泉温約99℃

温泉熱を利用してワニが飼育されています。全然動かないから一瞬剥製かと思うくらいです(;^ω^)
⑤かまど地獄:含芒硝弱食塩泉/泉脈まで深さ不明/泉温約98℃

1丁目~6丁目まで他の地獄を集約したような池があります。また、煙の実験や蒸し湯・飲む温泉など体験コーナーも充実。地獄蒸し焼きプリンや温泉たまごの他、醤油プリンなど名物も堪能できます。足湯あり!砂蒸し足湯もあります。充実度一番の地獄です!
⑥海地獄:含食塩酸性泉/泉脈まで深さ200m/泉温約98℃

コバルトブルーがきれいな地獄とは思えない色です。お土産屋さんが一番充実している地獄で地獄蒸し焼きプリンや温泉たまご、温泉饅頭も食べることができます。温泉熱を利用し大鬼蓮や睡蓮が栽培されています。足湯あり!*コバルトブルーの温泉ではないです。
⑦鬼石坊主地獄:ナトリウム、一塩化物泉/泉脈までの深さ不明/泉温約99℃

灰色の熱泥がブクブクしている様子が坊主頭に似ていることから坊主地獄。園内は比較的広く、冠地どりまんじゅうも販売されています。足湯あり!施設の奥には大浴場と家族風呂もあります。タオルもされているためご安心を!
足湯がある地獄は・・・
血の池地獄・かまど地獄・海地獄・鬼石坊主地獄
*各所タオルも販売されているため手ぶらでもOK!
そのほかにも個性的な温泉が多い別府。お気に入りの温泉をご紹介!
別府温泉保養ランド

泉質:紺屋鉱泥
いわゆる泥温泉です。適度な噴気・腐植粘土層・地下水で構成されており、他では感じられない感触。お肌がスベスベになった感じはあります。温泉成分が強いため、特に内湯は顔に塗ったり、小学生以下は入浴禁止になっています。コロイド湯も気持ちが良いです。しかし、蛇口からお湯がなかなかでない・・・
タオル販売:〇 アメニティ―:× 男女別:〇(屋外は混浴 境界はあり) 女性はシャワーキャップの着用必要
ひょうたん温泉(鉄輪)
泉質:ナトリウム-塩化物泉
蒸し湯、砂湯など様々な湯があり、食事も充実しているため1日楽しめます。
タオルレンタル:〇 アメニティ―:〇 男女別:〇
杉乃井ホテル
泉質:ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉
別府湾を一望する高台にある大型スパリゾート。5段の湯船が棚田状になった「湯棚」から望む別府は絶景です。
タオルレンタル:〇 アメニティ―:〇 男女別:〇
明礬 湯の里

泉質:硫黄泉
乳白色の大露天風呂がメイン。湯上りにうれしいサイダーと温泉たまごのついたセットもあります。湯の花小屋を模した家族風呂もあります。
タオルレンタル:〇 アメニティ―:× 男女別:〇
🍚ご当地グルメ🍚
●地獄蒸しプリン

地獄めぐり各所でも販売されていますが、特に人気なのが明礬温泉の「岡本屋」のプリンです。濃厚なプリンと苦味が少しきいたカラメルが絶妙にコラボしています。お持ち帰り用も販売されています。そのほか温泉たまごや食事も可能です。
●地獄蒸し
温泉の噴気を利用し、野菜や海鮮を蒸したご当地グルメ。自分で蒸すことができる「地獄蒸し工房 鉄輪」などもあります。ランチにいかがでしょうか。

