日本三景 松島

本ページはプロモーションが含まれています

1714年頃に林春斎の「日本国事跡考」で「日本処奇観」と記したことが起源とされる、「宮島」「天橋立」に並ぶ日本三景の1つ 『松島』

松尾芭蕉が詠んだ句「松島や ああ松島や 松島や」でも有名です。

俗に言う「松島」が沿岸部も含めた松島湾に浮かぶ260余りの島々のことを言いうます。メインとなる観光エリアは 仙石線 松島海岸駅周辺です。

👀見どころ👀

●雄島・渡月橋(縁切り橋)

渡れば悪縁を切ることができると言われている雄島に架かる渡月橋。島内には仏像などがあり、方向磁針の向きがずれるほどの磁石岩があるそうです。

●五大堂・透かし橋(縁結び橋)

東北最古の桃山建築の「五大堂」。国の重要文化財にも指定されています。現在の建物は1604年に伊達政宗公が再建したものです。大聖不動明王を中心に、東・降三世、南・軍荼利、西・大威徳、北・金剛夜叉の五大明王像が安置されています。御開帳は33年に一度で、次は2039年予定です。

●福浦島・福浦橋(出会い橋)

良縁スポットとしても有名な福浦橋は全長252mにわたります。この橋は通行料(大人200円)がかかります。

●松島遊覧船

海から松島の壮大な島々を見たい方にオススメ!基本的な発着は松島海岸のレストハウスあたりですが、コースによっては塩釜発着のものもあります。いずれのコースも所要時間はおおよそ50分。

見どころは松島の象徴である「仁王島」。名前の由来は神話の「金剛力士(通称:仁王)」に形が似ているからだそうです。

●松島温泉

2008年に誕生した比較的新しい温泉ですが、施設によっては松島を一望する大浴場もあり素敵です。たくさん歩き回った後にピッタリです。記載時点では8件の宿泊施設が温泉水を引いているようです。松島でお泊りの際には是非ご宿泊ください。詳細はコチラ

●瑞巌寺(ずいがんじ)/円通院

神社仏閣造りに積極に取り組んできたとされる仙台藩初代藩主 伊達政宗公が約5年の年月をかけて最高させたことで有名な「瑞巌寺」。

また、隣のある「円通院」は伊達家2代忠宗の嫡男 光宗の菩提寺で、1645年に19歳で亡くなった光宗公の死を悼んで建立された三慧殿があり、その扉には日本最古の油絵であるバラの絵が描かれ、別名バラ寺とも呼ばれています。秋は紅葉スポットにもなり、ライトアップも行われます。

●洞窟群

瑞巌寺に向かう参道の途中にある洞窟にはたくさんの供養塔や観音像があります。古来より松島は「奥州の高野」と呼ばれており、その供養場として使用されていたようです。

👣松島へのアクセス👣

仙台駅からJR仙石線で約40分

松島を様々な方向から望む『松島四大観』も圧巻です。

  • 偉観・多聞山(七ヶ浜町):打ち付ける波が見える
  • 幽観・扇谷(松島町):紅葉の名所
  • 麗観・富山(松島町):木々に覆われた中から島々を望む
  • 壮観・大高森(東松島市):山頂から松島を望む

🍚グルメ🍚

松島と言えば「牡蠣」

通常は2年程度で出荷されますが、ここ松島ではミネラルや栄養分が多く含まれた水で育つため、1年で出荷されます。通年食べることはできますが、旬は10月~3月です。毎年11月には「松島かき祭り」が開催されているようなので、紅葉とあわせて牡蠣も楽しめます。