国境の島 対馬島

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長崎県に属する国境の島で九州本土までは約132㎞ありますが、朝鮮半島までは約50㎞の距離にあります。面積は日本の島では10位の696m²です。

対馬島以外に5つの有人島(島山島/沖ノ島/赤島/泊島/海栗島)と102個の無人島からなっています。その歴史は古く、壱岐と共に「古事記」「日本書紀」「魏志倭人伝」にも記載されています。663年の白村江の戦いでも防人が置かれ、歴史的にも重要な島です。

「ツシマヤマネコ」や「対州馬」など多くの固有種も生息しています。

釣り人にも人気の島で、夜の海では「漁火」を見ることもできます。

👣島へのあし👣

●福岡から

 フェリー:博多港⇔厳原港(約4時間30分)

 高速船:博多港⇔厳原港(約2時間15分)

 飛行機:福岡空港⇔対馬やまねこ空港(約30分 ANA 1日5便)

●長崎から

 長崎空港⇔対馬やまねこ空港(約35分 ANA/ORC共同運航 1日3便)

👣島内でのあし👣

南北に82㎞、東西に18㎞とほど長く、リアス式海岸は発達しており山も多い島であるため、島内散策をする際はレンタカーが必須です。

👀主な観光スポット👀

①和多都美神社

 鳥居は満潮時には海中に沈みます。海幸彦山幸彦伝承龍宮伝説で知られ、海神にまつわる玉の井伝説の跡や満珠瀬、干珠瀬、磯良恵比須の磐座などの旧跡も多くあります。

②金田城跡

 667年に天智天皇によって作られた山城の跡で国の特別史跡です。

 トレッキングコースもあります。

③異国の見える丘展望台

 国有地であり航空自衛隊の海栗島分屯基地を望む展望台

④韓国展望台

⑤環境省対馬野生生物保護センター

 「ツシマヤマネコ」の観察が可能です。無料の施設で「ツシマヤマネコ」と「イリオモテヤマネコ」の違いなどに関しても学ぶことができます。

⑥島めぐり

 島山島/沖ノ島/赤島/泊島へは橋を渡って訪問することが可能です。

 個人的には赤島の海がきれいでした。

♨温泉♨

・上対馬温泉(上対馬町):弱アルカリ性泉

・真珠の湯温泉(美津島町):アルカリ性単純泉

🍚島のごはん🍚

・石焼き:石英斑岩を火にかけて熱し、油をひいて海鮮や野菜を焼き、タレで食べる郷土料理

・いりやき:地鶏に回線やシイタケを加えた鍋料理

・ろくべえ:サツマイモのデンプン質と食物繊維だけを抽出した麺

      ヘルシーなような・・・不思議な食べ物です・・・

・対州蕎麦:縄文時代に大陸から日本に最も早く伝わった原種に近い品種

「そば道場」などで提供されています。

本土で食べる蕎麦とは食感やにおいが異なるので一度ご賞味ください。

☆1泊2日で対馬を巡るコツ☆

対馬は縦に長い島になるため、レンタカーで効率よく回るには事前に回る順番を考えておいた方がスムーズです。また、環境省対馬野生生物保護センターや韓国展望台など上の方に行く行く道中は道が比較的狭い山道になるため、十分注意して運転しましょう。

「離島カード」もあり、対馬島以外の島山島/沖ノ島/赤島/泊島/海栗島も島内で写真を撮り、観光協会で写真を提示することでもらえます。

コロナで大型の土産物屋さんが閉店したそうで、お土産を購入するさいは、空港や港よりも観光協会があるところのお店が一番充実していました。