紋別ガリンコ号 流氷

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オホーツク海には2月から3月にかけてロシアのアムール川の河口でできた氷が南下しながら成長しできます。

日本では砕氷船は紋別のガリンコ号と網走のおーろら があります。

今回は紋別のガリンコ号と紋別を1泊2日で満喫するプランをご紹介します。

=紋別へのアクセス=

道外から直接紋別に行くルートは「羽田空港⇔オホーツク紋別空港」の1日1往復の空路です。紋別にはだいたい12時過ぎに到着し、13時くらいに出発するため滞在時間はほぼ丸一日となります。

女満別空港からもレンタカーがあれば2時間程度で到着しますが、雪道に慣れていない場合は余裕をもって行動しましょう。

=紋別内での足=

空港からガリンコステーションや市街地をまわるバスが出ているため、雪道の運転に不安がある方でもバスで移動可能です。主要道路は除雪されているところは多いですが、一晩でこんもり積ることもあるため、レンタカーを使用する場合はご注意ください。

=主な観光スポット=

  • ガリンコステーション(海洋交流館)
  • オホーツク流氷科学センター GIZA
  • オホーツクタワー
  • アザラシランド
  • かにの爪

これらの観光スポットはすべてガリンコステーションから徒歩で行くことも可能です。

ガリンコ号の冬季運行は毎年おおよそ1月中旬から3月末です。流氷は自然のものなのでいつでも見れるものではなく、朝近くにいても風向きなどで午後には沖に行ってしまっていることもあります。

流氷初日が大体2月初旬あたりなので、見れる確率を上げたい方は2月中が良いかもしれません。2月中旬には流氷まつりも開催されます。近年の温暖化で流氷が減少傾向にあるため、見られる期間も短くなってきているといわれています。2023年紋別の流氷接岸初日は2月9日と平年より1日遅く、昨年より19日遅かったそうです。

!!用語解説!!

流氷初日:肉眼で確認できた日

流氷接岸初日:接岸して船などが出航できなくなった日

★ガリンコ号★ アルキメディアンスクリューが特徴的

現在、ガリンコ号は2種類運行しています。

ガリンコ号Ⅱ:1997年1月~

 アルキメディアンスクリューを見るには前方に行かなければ見えません。しかも両サイド合わせても正面で見れるのは4人程度・・・3代目のイメルと比べると船体が低い分、流氷までの距離が近いです。たまに流氷に乗ったアザラシも見ることができます。アザラシランドでも餌やりなどでふれあえます。

ガリンコ号Ⅲ IMERU:2021年1月~

 Ⅱと比べると船体は倍くらい大きく、流氷帯に入れば操縦席前のデッキに入れるため、多くの人がスクリューを見ることができます。

流氷がオホーツク海に来る時期の北海道の気温は氷点下です。暖かい日は一桁の気温になることもありますが、船で沖にでるガリンコ号に乗船する際は、風を通さないダウンはもちろんですが、手袋や耳の隠れる帽子などを準備しておく方がよいでしょう。写真を撮りたい場合、手袋がないと手の感覚がなくなってしまいます(;´Д`)

また、悪天候や搭乗者が少ない場合は欠航になるため、随時HPは確認しておきましょう。